結核菌関連検査

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結核は、結核菌によって肺に感染して引き起こされる病気です。かつては日本で死亡率第1位の病気でしたが、有用な薬剤が開発され栄養状態も改善された為、現在では適切な治療を受ければ完治できる病気となっています。

結核にかかっているかどうか という検査には、胸部X線検査と喀痰検査が重要となってきます。結核にかかると、痰の中に大量の溶連菌が含まれて排出されます。その痰を調べるのが喀痰検査です。検体となる痰の採取は起床直後が良いとされています。

雑菌が入らないように、何度かうがいした後容器に直接吐き出します。痰が上手くとれないという場合には、胃液を採取して塗抹培養を行う事もあります。

結核菌は抗酸菌の一種で、グラム染色で染まる事がない為、抗酸性染色によって顕微鏡で検査・確認を行っていきます。