糖尿病を発症している人は発症していない人に比べて骨折の危険性が1,45倍に上昇するといわれています。血糖コントロールが悪いことで骨密度が低下し骨粗鬆症の発症率も上がります。特に肥満やメタボといった生活習慣病に当てはまる人は注意が必要です。血糖コントロールを良好に保ち骨粗鬆症や骨折の発生を防ぐためには、適度な運動とバランスの良い食事、規則正しい生活が求められます。特に1日を通して同じ姿勢で過ごす人はジョギングやダンスといった全身運動を短い時間でも取り入れると効果的です。食事では骨を強くするカルシウムやビタミンD、タンパク質を多く摂るよう工夫しましょう。日光を浴びることはビタミンDの吸収につながります。過度な食事制限や運動に偏るのではなく、生活スタイルにあったバランスの良い健康作りを目指しましょう。
糖尿病による骨折を防ぐために
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